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レンガローカリズム


S.E.ラスムッセン吉田哲郎訳『北欧の建築』SD選書を読む。あのドイツ表現主義の影響を受けたグルントヴィ記念教会がコペンハーゲンにあるとは知らなかった。それにしてもこの教会の形は不思議である。加えてこういう垂直性の高い形状がレンガを積んでできていると言うのも不自然な感じ。組積造文化なのだから当然といえば当然なのだが、、、、今度訪れるオーフス大学のスタジオではレンガを使って地元の料理を食べるレストランが大学院生の課題だそうだ。なぜレンガなのかと言うとレンガはその土地の土でできているから。昨年同様今年も異国でのローカリズムを痛感させられそうである。この徹底したローカリティ精神はこの教会の頃からあったのだろうか?

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