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一部の卒論発表終了


一昨日卒論の発表会があった。理科大の4年生は、一部は卒論と卒計両方やる人(これは主として計画系)これをαと呼ぶ。次に卒論だけやる人(これは主としてエンジニアリング系)これをβと呼ぶ。そして二部は卒論か卒計の選択である。ぼくの部屋は一部の4人は全員αで二部の13人の内2人が卒論、11人が卒計である。つまり3つのグループが1学年にいるのでそれぞれ別個に指導することになる。これだけでも普通の大学から比べればとんでもない負担増である。本当しんどい!!
さて卒論のできは?
テーマ探しから初めて、あっちやって駄目で、こっちやって駄目でという試行錯誤の末にほとんど1.5か月くらいでまとめ上げたにしちゃよくまとめたなと思う。でも卒論って4年間の自分の建築観の総集成だし、ここで自分の言いたいことが一つまとめられると思うと、もっと「私はこれが言いたい」という強い熱があるはずだと思う。その萌芽は皆に十分感じられるのだけれど人に伝わるレベルになっていないと思う。つまり背景はとてもいいのだが、そこからのプロセスと結論が陳腐整理されていない。いい卒論は1分で説明できるものだ。
因みに僕の部屋の論文タイトルは
現代住宅における白の言説―建築家が白に込めた意味
大型住宅の計画手法―延べ床面積500㎡以上の住宅を対象として
現代住宅の指標について―多木浩二の現象学的考察から見たポストモダニズム期
美術館内部から見える風景とシークエンス―谷口吉生の美術・博物館における設計手法の再構成
二部の卒論はこれを超えることを願っている。

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