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卒計の心構え

朝から会議。午後打合せ。夕方大学院の講義。『言葉と建築』を1年ぶりに話す。信大の時同様。学生の文章を学生に批評させると言う方法をとることにする。
夜今村創平さんをお呼びし、卒計の心構えについてお話頂く。敷地、プログラム、形という一連の流れの中での敷地、プログラムの重要性が強調された。というのも敷地自体に建築のポテンシャルが内在しているので、敷地を選んだ時点が0点なのか50点なのか決まってしまう。0点のところにいくら80点を作っても80点だが、50点のところに80点作れば130点というわけである。プログラムしかりでプログラムの設定ですでにデザインする前からスタート地点が異なる。しかし一方で最近はそこまでやって終わってしまう作品が多く最後のデザインが無いことを嘆いていらっしゃった。同感である。

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