遠くの国
つくづくトランジットには悩まされる。今回はLAに夜中の12時に着いて次の日の昼の12時に飛び立つ。入国の時のオフィサーが飛行場内にいるのかと聞くので初めて外にでるというオプションがあるのに気付く。でもこの深夜行くならどこかのホテル。だがここの乗り継ぎは荷物を一度出さなければならず、この荷物持っての移動は面倒臭い。飛行場で寝るオプションをとる。でも不気味だな、誰もいない飛行場に一人寝ると言うのは。
共同運航便というのも混乱する。日程表にはユナイテッドの便名が書いてあるけれど、機材が違うのでチェックインカウンターが違う。グアテマラ~LAは地元の会社。グアテマラの飛行場にぎりぎり滑り込んだら、ユナイテッドのカウンターがすべて閉まっているのに焦った。また乗り遅れたのかと思った。
そしてLAではユナイテッドの東京行きが昼の12時には無いのに焦った。夜が明けてから旅程表を通りがかりの黒人おばさんに見せるとそれはアーニパンだと言う。最初は何のことやら分からなかったけれどオール日本のことだとやっと分かった。となるとターミナルが違う。結局帰りはほとんど30時間。アルゼンチンと変わりない。ラテンアメリカ遠し。
東京着いたら台風の歓迎。リムジンで東京駅へ。タクシーに乗りたそうなラテンアメリカ系の4人のグループをタクシー乗り場に連れて行く。何処行くのと聞くと「ギンザ」と応える。すぐそこだよと言うと日本のタクシーは高いから東京駅のそばのホテルにしたと言っていた。確かに日本のタクシーは世界一高い。