同済大の建築学科も落ち着きがあっていい
○同済大の建築学科左、右、奥全て建築学科の建物。日本のどの建築学科よりしっかりとデザインされている。
○MAO事務所の階段がたレクチャーホールでの講演。同済大の部屋よりはるかにいい空間である
○教え子神山君のガラス張り個室
早朝同済大学キャンパスをジョギング。学生が波のように押し寄せ、自転車が縦横無尽に走り回る中をスラロームするようにジョギング。朝食を食べてパワポを修正していたら11時。信大を出て上海のMAO事務所でチーフアーキテクトをしている神山君が迎えて来てくれた。事務所の社長マオさんは坂本研の後輩で今日初めてお会いした。車で上海の倉庫をリノベしたスノビッシュなレストランでランチ。マオさんは坂本研から首都大小林研に移り日本設計で数年働き上海に戻り事務所設立。現在150名くらいの事務所に成長し、3500㎡のオフィスを構えている。凄いものだ。
30年代の食後屠殺場をリノベした商業施設を見る。凄い面白い構成である。2時半にホテルに戻ると通訳をしてくれる同済のリー君が来て打合せ。彼は10月から東工大に留学予定。本日やっとビザがおりたそうだ。3時半からレクチャーをして6時ころまで質問を受ける。坂本先生から同済のレクチャーすると質問が凄いぞと聞いていたのだが、そうでもなかった。同済の建築学科は建物が4棟もありどれもなかなかよく出来ている。6時ころ同済を出てマオさんの車でMAO事務所に行く。できたての巨大事務所は後輩の事務所とはとても思えない広さと優雅さである。そこの階段室レクチャーホールでさっきとはまた違うテーマでレクチャー。急きょパワポを入れ替えてしゃべること1時間少し。そこから様々な質問を受けた。皆積極的で素晴らしい。
全て終わってから神山のオフィスを覗く。彼はチーフアーキテクトなのでガラス張りの個室を持っている広さは10畳くらいだろうか。素敵である。