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撮影しながら発見・反省


●隣接敷地は同時に工事が進められていた特別養護老人ホーム。子供と老人の関係性を作るというとまるで卒制みたいではるが、なんとなく繋がっていて特養の方が子供施設の広場を歩く光景も悪くない。


●ソクラテス棟の2階から広場を見ると三角形のプラトン棟と三ツ矢型のテレス棟が見える。緑をもう少し増やしたいところだが、プラトン棟食品庫から各棟のキッチンに食材をカートで運ぶため舗装部分がどうしても増える。


●三ツ矢プランの中央天井部。構造材のちょっと複雑な絡み合いが面白い。


●アリス棟、テレス棟の広場と逆側のファサード、子供の個室窓は位置、大きさ、が少しずつ違う。人間人それぞれというメッセージでもある。

今日の栃木は38度くらいあるのでは??暑い。カメラマンの上田さんがアシスタントとして娘さんを連れてやってきた。蛙の子は蛙。W大で美術史を学びながら写真部にいるそうだ。まるで二川幸夫さんのような。この炎天下、ばてそうになるが、わき出る反省と発見でびくびくわくわくである。意図しない「これいいねえ」、意図していた以上の成功。逆に想定外の「やれやれ」、意図の消化不良。今回のような複雑な線の集積の場合予想を超えたことはいろいろ起こるものである。
午後に金箱さんが来られた。家型インマンサードと家型イン家型の構造の合理性を確認。両サイドで固めるので中央ホールの垂木は細くなるし、タイロッドのようはものも不要になる。
雨が降るかと心配し、上田さんも僕も泊まる覚悟で着替え持ってきていたが天気予報ははずれて快晴時々曇り。無事1日で撮り終わった。

8月19日日曜日にオープンハウスを行います。新宿から1時間です。あまり見ることのできない施設だと思います。興味のある方は下からダウンロードしてお出で下さい。
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