国会は機能しているのだろうか
いやー設計は大変だ、現場の最後の最後まで修正を求められる。もう無理と悲鳴!
先日とある偉い方と食事をした時おっしゃっていた。朝令暮改は当然だ、君子豹変の何が悪い。ブレないなんていうのは決して立派なことではない。考え方など変わるものだと。
現場の往復で読みかけの『財務省』を読み終える。日本の法律は国会で作られると言うがとんでもない、国会で決まる法律の7~80%は政府提出でありそれらは官僚が作っているのである。著者は言う「日本では国家公務員が事実上、立法と行政の双方を担っています」。憲法にはしっかりと国会に立法権、内閣に行政権を与えているのであり、こうさらっと現実を言われると開いた口がふさがらない。もちろん国会は作られた法律を審議する機能をもっているのだからこの事実を憲法違反とは思わないけれど、彼らはその法律を審議する能力を持ち合わせているのだろうか?はなはだ疑問である。