« 名を名乗れ | メイン | プロセスの省略 »

70人分の仕事を63人でできるオフィスを作る

午前中とあるクライアントと新しく借りるビルを見に行く。ネットで250㎡くらいあり都心ながら景色の良いビルの7階。ここに創造的なオフィス空間を作りたいという。流れるプールのように人が常時移動する空間にしよう、コア周りを真っ赤に塗って白熱ブレストスペースにしよう、ストレッチする場所を作ろう、コーヒーとクッキーが置かれている場所を作ろう、、、、アイデアはいろいろ浮かぶ。70人収容のこのスペースの仕事の効率が1割上がれば63人で70人分の仕事ができることになる。そう考えれば7人分の年収をこのオフィス改修にかけてもいいのでは??と社長に言ったら笑っていた。
午後事務所でコンペの打合せ。構造設計者と電話で話す。大きな問題はなさそう。耐火被覆を逃れるために軒高を4メートル超にするかどうか???
夕方大学へ大学院進学希望者と面接。推薦枠は成績上位者に限られるというのもお堅いルールである。デザインの研究室なんだからデザインできる人を採れる仕組みにしたいのだが、、、、
夜4年生の製図。パワポで発表させると個別のエスキスに比べて話が学生全体で共有できる反面、前回と同じものにほんの僅か+αの発表が横行する。加えてパワポで作りやすいようなマテリアルが並ぶ。スケッチや模型が殆どないと言うのはちょっとまずい。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/5740

コメントを投稿