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ダンスによる異文化交流

午前中久しぶりにリーテム東京工場に行く。映像作家二瓶さんの提案で数か所にビデオカメラを置いて工場の定点撮影をすることになった。そのカメラの設置場所を打ち合わせる。年度末は搬入物が多く。ヤードは解体待ちの製品であふれていた。
午後大学に行き会議。夜は森下で北村さんのダンスを見る。去年の1月に鎌倉近代美術館中庭で踊ったのを見た時以来である。あの時コラボしていたマルチナス・ミロトに加え若いダンサー2人(三東瑠璃 ・リアント)が加わった。
講演のタイトルであるto belongとは異文化の混在状態における帰属の曖昧性への認識である。ジャワの民族的な踊りをコンテンポラリーダンスの動きで脱構築しているように見える。そこにおける彼らのぶつかり合いが面白い。それを見せるために最初の1時間くらいは練習風景の公開という形をとる、ぶっつけでいろいろな動きを練習し言葉で説明した。後半の1時間は谷川渥さんが加わってその踊りに対するトークである。今日から四日行うステージの中で踊りを進化させ完成形は4月末にインドネシア9月に世田谷で行う予定である。
終わって美学者谷川渥さん(あい変わらず若い)舞踏家和栗由紀夫さん(なんとこんな巨匠が)ダンサーミロトさん(英語が上手だと思ったらUCLAでダンスの修士を取得していた)企画をやられた土屋さん(東工大の桑子研卒。東工大出身の文系の人と初めて会った)光岡君(A0仲間。久しぶりにリアル光岡に会った)たちと夕食。

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