« 住宅が機械になることはない | メイン | 理科大理工(野田)の修士設計発表会は充実している »

地下防水


昼から野木の現場。この建物の依頼を受けたのが去年の1月。設計を終えたのが去年の5月。用途は児童養護施設。昨今のこの手の施設は小さなファミリー(6人が基本単位)をワンユニットとして構成するのが普通。ここでも収容人数を6つに分け二つのユニットを1棟にいれる計画。子供が入る棟は3棟。それに管理棟の4棟で構成されている。延べ床1000㎡ちょっとなのに建物は4棟。そこに設備インフラが這いまわる。納まりはとにかく厳しい。ダクトがあっちゃこっちゃで交錯しているのを現場でほぐしている。このところデザインよりダクトのことばかり考えている。頭痛い。
現場が始まり予想以上に地下水位が高いことが分かる。地下倉庫を作っているので地下防水には念には念を入れてシートでぐるっとくるむことにした。今日の現場は捨てコンの上に防水シートが敷き終わったところ。コンクリートにもベストンを混和する予定。その内側にもスタイロの防水板を入れる。それでも心配なので地下に置いていた設備関係の機械や盤を地上にあげる設計変更中。この現場には2週に一度来る予定にしていたが設備が納まらないことには心配で、当分週一。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/5574

コメントを投稿