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空飛ぶ家

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午前中親友の父親の葬式に行く。我々が高校時代クラブの試合後よく行っては酒を飲ましてもらった。青春の一コマを飾る素敵な親父。期せずして自分の親父と同い年。大正15年生まれ。アーメン。
葬式後その自分の親父の家最初の打合せ。長男と同居の家。案を二つ出しリクエストを聞く。特にこれっと言ったものはなくお任せ状態。できかけの三つ目の案も見せる。善福寺川氾濫地域なので一階は床を上げ低めに窓をつけないRC造。親父の部屋と広間と水回りを配置。二階と一階の間にロフトを入れてそこをぐるり採光空間として鉄骨で二階を支える。二階は四等分して四室配置。軽くするため木造。屋根は一種高度車線と日影をやらないで済むぎりぎの高さに抑える。空飛ぶ家。

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