「内藤とうがらし」って知っている?
今年は東京ではゲリラ豪雨が少ないと思っていたのだが突然滝のような雨が降ってきた。そんな雨が小ぶりになって荒木町のお祭りがなんとか開かれた。盆踊りの音が響く舞台の脇にあるいきつけのトンカツ屋に行ったら店先にトウガラシが栽培されていた。これは何かと聞くととりたてのトウガラシが出てきた。オリーブ油につけたものもある。とうがらしオイルである。七味に加工したものも登場。
いろいろ聞くとこれは「内藤とうがらし」というものだそうだ。江戸時代に新宿御苑あたりに屋敷を構えた信濃高遠(たかとお)藩主の内藤家が栽培して周囲の農家も真似して作っていたというもの。現在新宿御苑から新宿高校のあたりは内藤町というのだが内藤家から来ていたと言うことを初めて知った。新宿区は昔の町名が残っているのでこんな歴史に出会って楽しい。
そんなわけで四谷全体がこのトウガラシを復活させようと皆で栽培しているのである。では我々も何か協力せねば、、、トウガラシのボンボリでも作ろうかと検討中。