「原発をどうするか」から「原発をやめられない社会をどうするか」へ
午前中の早稲田の演習を終えていつもの三朝庵で親子丼を食べようと思ったらどういうわけか休みだった。あゆみbooksで数冊本を買って昼食。事務所に戻り夕方大学へ。打ち合わせの合間を縫って宮台真司×飯田哲也『原発社会からの離脱』講談社現代新書を読む。序文の宮台のタイトルがとても説得力がある。「原発をどうするか」から「原発をやめられない社会をどうするか」へというものだ。つまり日本の社会はシステムへの盲目的依存が高く「ブレーキの壊れたタンクローリー」のようであり、特にそれは行政官僚制に顕著に表れていると言う。昨日読んだ本の内容と同じである。