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環境科学という分野

大学でいろいろ打ち合わせ。夜講義。その後病院。オーストラリア、クイーンズランド大学を卒業した甥っ子が日本に戻って来てその足で病院に。数年ぶりに会う。懐かしい。何の学士をとったのかを聞いたらbachelor of environmental science(環境科学士)。日本だと東北大学や筑波大学に大学院の専攻としてあるようだが学部の学科ではあまり聞かない。オーストラリアはこのあたりの意識がかなり高いようである。実際に何を学んだか聞くとリモートセンシングだそうだ。それなら信州大学では、情報、機械、そして建築の先生でも専門にしている方がいた。人工衛星を使い地表面の温度や緑被率を調べたりするわけである。甥っ子の調べたのは放牧されている牛がどれだけ緑を食べ尽くすかをしらべたそうである。あまり食べると生態系が崩れるので、放牧エリアのバランスを考える資料を作ることだとか。なるほどいかにもオーストラリアらしい。

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