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理科大3年生合評会

今日は3年生の製図の合評会。若松均さん、宮晶子さん、木島千嘉さん、塩田能也さん、高橋堅さんの講師陣に加え五十嵐淳さんと蜂屋景二さんがゲストで来てくれた。理科大に来てから最初の講評会。そしてこの豪華な顔ぶれでやるまえからわくわくしていた。各先生の班から選ばれた二つ三つの案がプレゼンされていく。社会人が多いこの学科では。稚拙なものからプロのようなものまで多彩である。それぞれの班から出てくるものは当然それを担当している講師のカラーが反映されているわけで、講評は生徒の作品を通して講師同士の立場を批評しあうという側面も現れる。昔石井和紘の本にイェール大学でのスターリング講評会の様子が書かれていた。ゲストにマイヤー、ヘイダック、グワスミー、ジョハンセンが来てグワスミーがとヘイダックがジョハンセンやスターリングとやりあうのである。学生はもはや蚊帳の外で建築家の論戦が繰り広げられると言うわけである。こういうのも楽しい。そんな風景も楽しいと思うのだがなにせ時間が少ない。五十嵐さんのレクチャー、講評は彼の作品そのものである。素直で正直でとても清清しい。

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