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whatever nothing

帰りの新幹線で週刊文春を開いたら言霊USAという英語の話が目をひいた。今週のキーワードはwhateverである。それもイラつく女性が使う場合のそれである。ふがいない彼が彼女のためにこれしてあれして、それで、、なんてずれまくっている時にwhareverと言われたら終わりであるらしい。「どうでもいい」「勝手にすれば」という意味である。もう一つこれに似た怖い言葉がnothingだそうだ。女性の機嫌が突然悪くなりその理由に気づかないぼけ男が「怒っている」なんて聞いてnothingと言われたらこれも終わりだそうだ「べつに」ということである。
さっきまでやっていたゼミでこんな言葉を吐く状況にならなくて良かったとホッとする。昨晩4年生の梗概に赤を入れながら寒い研究室の中でハラワタが煮えくりかえって体が熱くなった。梗概を直さないのは①直す能力がないのか、②直す気が無いのか、③私の言ったことが通じてないのか、のどれかである。①の場合もはや彼らに期待できない、②の場合彼らを改心させる時間が無い、③の場合理解させ書き直させるための時間がない。というわけで昨晩と今朝必要最低限、できの悪い留学生だって書かないような日本語を僕が書き直し、今日のゼミではこちらの言いたいことを1時間言い尽くして終わりにした。もし彼らと対話すると最後にはきっとwhateverとnothingを連発するイラつくアメリカ女みたになっていただろう。賢明な選択だった。

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