高田を歩く
現存する日本最古の映画館
トークイン二日目は10時まで学生と少し議論。そこで学生と別れ先生は高田へ向かう。高田は雁木で有名なところ。歴史的な町並み再生に取り組む建築家にお会いし、町を案内していただいた。昼食後半数の先生が帰られたが我々は現存する日本最古の映画館(1911年)や町屋を改装した設計事務所を見せてもらった。町屋事務所は2階建て200㎡高窓のある吹き抜けがあって家賃が5万。驚きである。
遅れて高田に着いた学生に最後のあいさつをして最後まで残った先生4人(真理さん、木下さん、小嶋さんと僕)は高田酒祭りに行く。1000円でおちょこを買って飲み歩く。と言っても30分。帰りの電車めざして直江津へ。越後湯沢で乗りかえて東京。4人対面になって建築談義で盛り上がる。木下さんが幼少時アメリカで、友達の輪にはいる時に`Let` play` と言ったら目的語を問われ答えられず失敗。次の日`Can I play`と言ったら無事輪に入れたと言う話が面白かった。なるほどこれは町づくりの始まりにも必要なこと。町をこうしようと言う前に、町へ入ってもいいか?と問うのがさきである。