« 縄文・弥生 | メイン | 講評会 »

昨晩長野に着いて駅で飯を食いながらコンピューターを開くと学生のメール発見「打ち合わせ8時からですよね?」。今既に9時。手帳では明日に打ち合わせとなっている。明日にしようとメールすると、明日はバイトで、、、今日やりませんか?うー帰って寝ようと思っていたが大学へ。そのせいか今日はちょっと眠い。午前中の会議を終えて4年生の最後の梗概チェック。直しても、直しても分からない文章が出てくる。それが、言葉で説明させると分かる。作文技術の問題のようだ。僕は国語の先生ではないので、それは各自やってくれ。
夕食をとって2年生の課題の採点。明日の講評会での発表者を絞る。明日はゲストが二人来るので発表者の人数をいつもより減らすことにする。25名。ちょうど半分である。自分の研究室のホームページで4年前の2年生の同じ課題の優秀作を見てみた。それに比べると遥かに上達している。少しずつだがレベルが上がっているということだろう。
採点を終えて研究室に戻り『日本美術の歴史』を読み続ける。飛鳥、白鳳、天平と来てやっと平安時代である。縄文弥生を抜けるとそこは仏像の世界。これは美術史というよりは仏教史である。仏像も徹底してフォルマリズム分析やる人はいないのだろうか?顔、ヘアスタイル、プロポーション、ファッションと分けて徹底した類型化とその逸脱表現などを分析すると面白いと思うのだが。何が何時できたかというようなことははっきり言って面白くない(もちろん意味が無いということではなく、意匠屋の自分にとって興味無いという意味だが)。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/4498

コメントを投稿