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大晦日

今日も本棚整理。処分すべき本、大学に送るべき本、探していた本、今やっていることに使えそうな本などなど発見。ヴァールブルグは頻繁に本棚整理をやっていたそうだが、これは確かにとても生産的な作業である。一段落してから、12月頃読んでいた本で「建築の条件」に使えそうな本4冊分くらい、スキャンしてノートをとる。やっと12月までの作業のけりをつけられたような気分。続いて条件第一講義である男性性vs女性性の関連項目として先日買ってきたロバート・オールドリッチ(Aldrich, R)田中英史+田口孝夫訳『同性愛の歴史』東洋書林2009を読む(眺める)とても図版がきれいで図版だけ見ていても楽しい。ギリシア、ローマ、中世、近代、中近東、北アフリカ、アジアと語られる。洋の東西を問わず、歴史の今昔を問わず存在する同性愛とその罪悪視は考えてみればとても謎である。先ず言えるのは同性愛が生物学的な生殖活動ではなくとも(ないからこそ)無くならない(存続する)この事実。一方でそれが生殖活動ではないゆえに単なる快楽行為ということで罪悪視するその見方がまた2000年間無くならないこの事実。2000年間同じことが世界中で繰り返されているのである。まあそれはいいとしてこの同性愛を行う固有の空間が生まれなかったのかを探していたのだが、どうもこれぞという発見が無い。残念。
大晦日。今年は静かに家で過ごす。ワインを一杯飲んで寝よう。

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