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european design

事務所で打ち合わせ、夕方新宿のホテルでやっているeruopean designの展示会に行く。とある会社から面会したいとのメールがだいぶ前に来ていた。スタッフが行く予定だったが、たまたま僕が事務所にいたので行ってみることにした。面会した会社はサンドデザインなるインテリア装飾で僕には不要だったが、他社を見て回ると結構楽しかった。とあるベルギーの会社は薄いベニヤ板とアルミフレームだけで無限に拡張可能な本棚のパーツを展示していた。これ日本で買えるの?と聞くと来年くらいにMUJIで売りたいと言っていた。確かにMUJIに置いたらコンセプトもデザインもジャストフィットしそうである。ポーランドの照明デザイン会社の器具はすべて、塩化ビニルの風船でLEDが内蔵されていた。軽くてお手軽でちょっとポップである。ドイツのプロダクトデザインの会社はバイオエタノールを燃料に使う暖炉のようなものを展示していた。これは気に入った。燃料がかなり工夫されているらしく、燃えてもススがでないので煙突がいらない。薪がいらない。燃えても燃えカスが出ないから掃除がいらない。アメリカでは暖炉にガスで炎が出るお手軽ストーブがあったけれど、あれより悪いガスが出ないようである。これからはこういう製品がお手軽価格で日本に上陸してくるのだろうか?今のところ外国製のハイデザインはなんでもかんでもとにかく高いのだが、今日見たところの話を聞くとかなり安めの価格設定のようである。グローバル化がこういうところでうまく回りだすとありがたいのだが。

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