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ルネサンスの知的活動

8時半の「かいじ」で甲府へ向かう。補助金の出る時期が少し遅れそうなので、設計のペースも少しスローになった。うまくやらないと気が抜けたビールのようになってしまうので、少しずつきちんと進めていかないといけない。ぺースの保ち方が結構難しい。
行き帰りの車中ランドル・コリンズ (Collins, R)友林敏雄訳『ランドルコリンズが語る社会学の歴史』(1996)有斐閣1997を読み始める。この本は稲葉振一郎の本の『社会学入門』の読書案内に出ていたものである。第一章「社会科学の誕生」の中でルネサンスのヒューマニストたちの知的活動について記されている。当時は書籍のマスメディアはもとより印刷技術も発達していなかったので、彼らの活動は「生で見る一種のスポーツとして普及した」という話が愉快である。つまり彼らはエンターティナーだったということだ。そして科学は娯楽であったとさえ書いてある。最近科学エンターティナーのような方がいるが、ダヴィンチなんて言う人もそういう感じだったのだろうか?

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