2通のメール
午前中、アルゼンチンから2通のメール。一通は建築家協会の会長であるシルベルファデンから。講演会へのお礼であった。むこうでは彼が忙しくあまり話もできなかったのでこうしてメールで交信できてよかった。もう一通はブエノスアイレス大学の講師で建築家協会の理事であるロベルトから。人づてに渡してもらうように頼んだ坂倉順三展のカタログへのお礼である。ロベルトは大学の授業で日本の現代住宅の分析をするとのことなので、それではその出発点ともいえる坂倉の住宅を勉強してくださいというつもりでおいてきた。こんな名前は知らないだろうと思いきや知っていると書いてあるのには驚いた。
まだ時差ぼけか?猪木武徳『戦後世界経済史』中公新書2009を読みながら午睡。これを読んでいてもラティンアメリカは気になってしまう。経済を作るのは人であると最初に書かれている。人とはすなわち教育だと。日本の教育も曲がり角に思える。政権交代とともにドラスティックに刷新されることを祈るのだが。