日建の建物
今日は高校サッカー部対湘南高校定期戦の超ob戦に出る予定にしていた。しかし朝から雨。昼にあがってきたのだがこれだとグラウンドがかなり悪そうである。サッカーはやめにした。日建の新しい建物の内覧会がありそちらにいった。大手町の経団連ビルと日経新聞の2本の超高層である。両方とも70,000㎡程度だが階数は31階と23階。20メートルほど日経のほうが高い。2時から始まった内覧会だが2棟見るとゆうに3時間かかる。終わったら5時だった。随所に見られる日建っぽいディテールを見ると時間がワープしてその昔の思考方法や設計の気分を思い出す。それは多くお会いした旧友以上に懐かしい。次期経団連会長がどなたになるのか知らないが、その部屋も特別に見せてもらえた。天井高3.5メートルの眺めの良い部屋。特別に贅沢には見えないが心地よさそうである。
帰宅後読みかけの『60歳から家を建てる』を読む。老後の住まい方の例がいくつかあげられる。マンション暮らし、田舎暮らし、子供たちと同居、すなわち2世帯住宅もその一つ。著者はこの2世帯住宅を500件以上も設計したという。著者の設計歴は40年ちょっとだが、年に10件以上も設計している計算である。そういう人もいるんだ!!!夕食後、風呂で石田衣良『フォーティー40』講談社2006を読む。小説なんて読むのは久しぶり。人生の半分を過ぎた人間が様々に挫折して残りの半分をどう生きるかという話。今年50になる私としては10年前を顧みて、10年後を受け入れるための40と60。