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久々に長野は雪

午前中事務所でコンペ打ち合わせ。昨日構造に送った2案について電話ミーティング。1案はけんもほろろに否定された。仕方なくもう一案に集中することに決める。k-projectは最後に来ていろいろと修正依頼が舞い込む。修正というよりは、ことここに及んでは取り壊しである。customer satisfactionとは本当にちょっとしたことなのだが、難しいものである。12時半の新幹線に飛び乗る。名古屋に転勤になった施主から長野に仕事をしに行く建築家に電話。2人とも新幹線に乗っていることに思わず笑う。家は東京なのに。大学に着いて会議。教員の給与査定について説明がある。この手のことを真剣に理解しようという気力が湧かないのは日本人的かもしれない。金は天下の回りモノと達観している。とにかく努めて4年だが給与は上がらないようにできている。その後たまった雑務を片っ端から片付けて、講師の先生が作ってくれた明日の学内gpインタビューのパワポをチェック。贅沢は言っていられないが人の作ったものを話すのは結構大変。さっと頭に入れて大学を後にする。今日はちょっといいことがあったので一人で祝福するためにちょっと一杯ならぬ、ちょっと映画。キアヌ・リーブス主演の「フェイク・シティ」のレイトショーに出かける。今晩の長野はかなりの雪。自転車は危険。シネマに着いたら雪で真白。LA市警を舞台にしたポリス同士の裏切りの話。よくあるハリウッド映画。今一つ焦点が定まらぬ。誰かがこの年になると映画は泣くために行くと言っていた。思いっきり泣くか笑うか怒るかは精神の浄化(カタストロフィ)。その意味ではこの映画は不合格。

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