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体が痛い

昨日のダンボール詰めで体が痛い。やわな体になったものだ。その体に鞭打ち、段ボールを開けて中身を本棚に戻す。モノも言わず、飯も食わず20箱。3箱ほど大学に送ることにしたので本棚には少し余裕ができた。2時16分のアサマを目指し事務所をとび出て東京駅へ。しかし改札を抜けて電光掲示板をみたらその電車が掲示されていない。時刻表をよく見たら季節列車だった。こんなドジは初めてだ。おかげで大学のリスニング講習会に少々遅刻。車中柳家花録『落語家はなぜ噺を忘れないのか』角川新書2008を読む。著者は人間国宝五代目柳家小さんの孫。読もうと思った理由はタイトルの通り。なぜ長ければ1時間もの噺を忘れないのか興味があったから。しかしその答えは何も書かれてはいなかった。タイトルにだまされた。しかし兄弟子にあたる小三治の話がいくつか書かれており興味深かった。小三治は古今亭志ん朝とともに僕の中では2人の天才。大学の講習会後夕食をとりサスキア・サッセン著伊豫谷 登士翁監訳『グローバル・シティ―ニューヨーク・ロンドン・東京から世界を読む』筑摩書房2008を読み始める。内容が濃く手ごわいのだが、ネーションステートの話を先日読んだだけにグローバルの実相を見てみたく手にした。しかし厚くて重い。
鹿島出版から『言葉と建築』が順調に少しづつ売れ、ついに3刷に入るという嬉しいお知らせ。ついでに『ヒューマニズムの建築』の翻訳進捗状況を問われる。来春にはなんとか。28日が最後の読み合わせ。

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