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トップライト

朝一でk-projectの施主定例。現場は毎日凄い職人数である。今日は大工3人、板金屋1人、ガラス屋4人、それから知らない職人数名。クライアントは1月から転勤だそうだ。ある大きな支所の支所長となるとのこと。家を建てると男は病気をするか転勤になるとよく聞く。僕のクライアントにもよくおこる。連窓の家#1では竣工とともに転職。連窓の家#2では竣工と同時に転勤。そして今回である。しかしいずれも栄転なのでめでたい。せっかく作った家が当分お預けとなるのは可哀そうではあるが。今日はガラス屋4人がかりでトップライトのガラスを屋根に引き上げていた。でかいだけに一枚あげるのに1時間近くかかる。はまった場所を下から眺める。ああトップライトはいい。ガラス越しに見る空は大好きである。そしてこの空が内部化されると思うとなかなかこれはいい部屋になりそうである。空と段差と家具の低さ。この取り合わせは今までの僕の設計にはない動きを感じる。
午後事務所に戻る。昔のクライアントが来所。施工した工務店が倒産となり今後のメンテナンス方法などの相談である。昨今この手の話はいろいろ聞くが、困ったものである。こういう場合の対応はケースバイケースでしかない。倒産と言ったってさまざまである。

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