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エネルギー

昼をとってから事務所へ。九州でもらってきた宿題、「樋をやめて軒を出す」。その形状、大きさとディテールを検討する。来週、オープンデスクで来る学生にこの模型を作ってもらう予定。そのためのスタディである。模型写真の上にいくつかのサイズを」書き込み。それなりのディテールスケッチを並べる。最終的に軒の出は1300とかなり大きなものとすることにした。都心の狭小地では軒をとるのは難しい場合が多いが、広大の土地の中で軒が無いのはむしろ不自然である。
鈴新で家族と夕食。帰宅して読みかけだった平松剛『光の教会安藤忠雄の現場』建築資料研究社」2000を手に取り風呂につかる。この本の著者はあの『磯崎新の都庁』の著者である。磯崎の本の取材は大したものだと思ったが、それに勝るとも劣らずこちらも読みごたえがある。安藤建築の是非はともかくとして、安藤さんの建築設計のプロセスや、クライアントの処し方には一つの真理があると思っている。もちろん人間として素敵であろうことは様々な人から聞く安藤像に現われている。

最近。と言ってもこの数カ月という意味ではなく、この数年、やや肉体的、精神的エネルギーが減少して来たように感ずる。昨日のポール・アーデンの言葉にこういうものがあった。「エネルギー  仕事の75%はエネルギーがものを言う。きみにエネルギーがなければ、ただのいい人でいよう」。はて?エネルギーを蓄えるためにはどうしたらよいのやら?

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