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東京も秋

午前中は八潮ワークショップの進捗レヴュー。学生たちが撮ってきた映像と音を1時間くらいかけてみる、聴く。特に新しい音があるわけでもないのだが、聴いていると楽しい。町に氾濫する音を改めて意識的に聴くと一番うるさい音は車だということがよくわかる。音の出ない車を開発する会社ってないのだろうか?午後大学院の博士のプレゼンを聞く。木造中高層の研究をしようという学生。構造的な研究なのだが、木造中高層を現実化させるためにはそうした部材を流通させることも重要であると指摘。雑用を片付けて大学を出る。東京駅で丸善による。早めに東京駅に着いた時の楽しみである。カートを転がしまず4階。美術洋書コーナー。アーニッシュカプーアの作品集が魅力的。3階美術のコーナー。絵画ではなく額縁についての本を発見。面白そうである。影の美術史に目がとまる。翻訳本だが魅力的タイトル。他2冊カートに。社会学のコーナーへ。バウマンの本が2冊並んでいる。両方とも新聞の書評のコピーがついている。どうも歳を取ってから多量に本を書く人がいるが、バウマンもそうだ。そういう本はどうも内容が薄いような気がするので通り過ぎる。数冊カートへ。哲学のところで2冊ほど。そして新書、文庫コーナーへ。日経新聞が書いた『キャノン式』をカートへ。御手洗さんの独創性に興味がある。他新書を3冊。建築コーナーへ。GAがニーマイヤーの本を出している。二川さんの撮りおろしだろうか?ニーマイヤーとシーザの対談が載っている。魅力的。さらにギャラマでやっているマーカットのカタログ。写真が本当に美しい。カートで本を買うと買いすぎる。でも仕方ない。
事務所に戻るとリカバリーされたハードディスクが届いている。中をチェックしていた竹内君が7割程度回復してますと報告してくれた。まあ上出来と思おう。失われた書類で重要なものを回復したりしているうちに遅くなった。昨日来所された黒石さんからメール。私のブログに間違いがあったとの指摘。私が参加を要請されたのはシンポジウムではなく、パブリック・イブニング・レクチャー(11月2日)での対談だったようである。その差もよく理解できていない私は困ったものである。来週僕とナカジ出張中の指示をして帰宅。東京も急激に涼しくなった。男子400メートルリレーで銅メダルだそうだ。死ぬ気で頑張った成果。素晴らしい。

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