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読書三昧

今日はどこにもいかず読書の日。昨日読み始めた『偽善エコロジー』を読み終える。今まで普通にやっていたエコロジカルな生活習慣が逐一否定されている。例えばゴミの分別。著者によれば金属とそれ以外に分ければ十分であるという。それは一言で言えば人間の分別より機械の分別の方が正しいから。人間は分かっていても間違える。あるいは全員が正しい分別を知っているとは限らないからだという。なるほど、正しいことと実現できることには差があるというのはまったくその通りである。そうやって読んでいくと全てが頷けるのだが、それが本当に目指すべき姿かどうかはまたもう一考必要そうである。次に元日本マイクロソフト社長の成毛眞の読書について書かれた本を読む。彼は財界切っての多読家だそうである。テレビを見るときも本を横に置きcmの時に読むという。家のいたるところに本があり、その場所その場所で違う本を読むそうだ。そうすると頭の切り替え力がつくという。30代でマイクロソフトの社長になっただけあって書いてあることが実にエキセントリック。と思って読んでいると。人と同じコトをしていては30代で社長になどなれないと書いてある。そうかもしれない。
昼頃昨日買ったパン作り機が到着。かみさんと既に調合された粉を入れて水をいれこれでスイッチをいれる。あまりにあっけないが後は待つだけ。待っている間に村上周三さんが監修した『サステナブル生命建築』共立出版2007を読む。この手の本はあまり得るものはないのではと疑心暗鬼であったが、読んでみるとそれなりに新鮮な発見もある。「サステナブル生命建築研究の最前線」という章では世界の650事例がタイポロジー化されている。それらを3つの軸で分類している。3つの軸の二つを使ってマトリクスをつくり国別に布置すると国ごとのsd手法に差異があることが見て取れる。サステナブルへの対処法にお国柄があるというのはなかなか面白い。
4時間後パンが焼きあがった。パン自体の美味しさはともかく、焼きたてというのはそれだけでかなり美味しい。一斤150円くらいで家族3人満足できると言うのはお買い得かも。
夕食後事務所に寄り模型をチェック。少し木質の色が濃い感じだが、、、まあこんなものかな?事務所を後にして東京駅へ。新幹線の切符を買おうと思ったら長蛇の列。それも女子高校生か大学生くらいの若い女の子ばかり。夏休みなのか土日なのか分からないが東京に遊びに来て帰る子達のようだ。社内も8割そんな感じである。長野は相変わらず暑い。

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