今日も激暑
八潮市ワークショップ2日目。予報通り今日も激暑。小川、槻橋、寺内の三先生と私は自転車をこぎながら綾瀬川、葛西用水を見て周る。たまに現われる不思議な建築に槻橋氏が的確なコメントを飛ばす。さすが編集者。このあたりの川は流れが悪く、生活排水が流れ込んでいるので臭い。これらの川を繋ぐ用水路にたまに出くわすがこれらも臭い、汚い。昨日の市民の声にもあったが、用水路の生き残りは必ずしも賞賛できるものではないようである。綾瀬川を西に越えたところで用途地域が工業に変わる。大型の製紙工場があった。酸っぱい臭いが鼻をつく。少し戻り八潮市歴史資料館に立ち寄る。なかなか立派である。このあたりには縄文時代からの居住の歴史があったとのこと。新興住宅地かもしれないが歴史は古い。外部には明治初期の庄屋が曳き屋されて残っている。昼食後2時頃寿楽荘に戻る。次回ワークショップのスケジュールを学生に指示し、解散。明日が休みなので今日は長野に行かなくとも良い。東京に戻り事務所へ行き九州プロジェクトのスケッチ。なんとなく配置のアイデアがひとつ浮かぶ。明日午前中に模型を作ろう。帰宅、夕食後、山本まさき/古田雄介『ウィキペディアで何が起こっているのか-変わり始めるソーシャルメディア信仰』九天社2008を読む。匿名で書き込むことができるウィキペディアにおいてもipアドレスが残るので、ウイキィスキャナーを使うと書き込んだ人間の概要をつかめるらしい。外国版ウィキペディアでは実名でないと書き込めないとか。ネットの匿名性も揺れ動く時代か?