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文文先生

一コマ目の大学院講義。終わって八潮市ワークショップの次回発表について学生と打合せ。研究室でお弁当を食べ終わったころ市役所の都市計画課の方が来られ某審議委員の依頼。オープンコンペ審査以外は基本的に地元のために頑張る方針。午後4年のエスキス。講評会前最後の発表。今日はプレゼン方法の発表と思っていたのだが、、、、プレゼンがありきたりなんだよなあ!全員同じ。A1、一枚目コンセプト、2枚目ダイアグラム、三枚目平面図、、、、パワポには空虚なコンテンツが並ぶだけ。どうしてどれもこれも同じなのだろうか?彼等にはcompetitiveな精神はないのかねえ?幾ら教えてもできないのなら、その原因はどちらかにしかない。こっちかあっち?根競べだ。
大学で夕食後帰宅。新幹線では疲れがたまりノンフィクション:本田靖春『誘拐』を読む。これは我々の世代は誰でも知っている吉展ちゃん誘拐事件の顛末が書かれたもの。帰宅すると鈴木成文さんから文文日記なる、彼のweb日記をまとめた本が届いていた。毎日一つのテーマでタイトルがついてほぼ正確に320字記されれている。お見事。ぺらぺらめくっていたら「民主党小沢一郎に喝采」というタイトルでテロ対策特別措置法の延長に反対する小沢一郎を賞賛。その4日前では「成蹊学園理事長・成蹊会長へ」と題して安部総理就任を祝おうとする成蹊理事長に異議申し立て。などなど他にも徹底して自民党批判が続く。計画学などやり東大教授が長ければさぞかしお上とのつながりが深いと想像されるのだが筋を通す方なのであろう。敬意を表したい。

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コメント

>プレゼンがありきたりなんだよなあ!全員同じ。A1、一枚目コンセプト、2枚目ダイアグラム、三枚目平面図、、、、

うーん、わが業界ではプレゼンのお作法は10分の発表ならこう、20分なら、60分なら、と大体論旨の運びと図の入れかたにお約束があって、若者にはそれを徹底的に叩き込みます。(科が違っても国が違っても大体同じ。)そういう予定調和が無いと、内容が頭に入らない頭の硬い人が多いからか?

で、ついでに言うと、10分の発表で聴衆の心に残るポイントは1つ、60分なら3つ、と心得よ、と習いました。(まあ、私は寝ているから演者が何分しゃべろうとtake home point はゼロですがね。)

すごい。やはりそういう教育するんだ。教えて欲しい。何かそういうの教育するテキストあるのでしょうか?
ところでそれは学会での発表でしょうか?それとも病院内でのコンファレンスという奴?まあどちらも同じなのか?今度医者の世界のプレゼンとやらを見学に行こうかな?でも素人には全く分からんか?

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