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乙一

6月2日
快晴。ワークショップ2日目。朝から各大学の発表。昨晩の徹夜(?)の成果か、1日の観察からいろいろと収穫が見られた。5大学あるということは多種多様な意見が相対化され、学生にとってもとても勉強になったと思う。3時に解散し学生の車に便乗し長野へ。途中掃除機を買い(現状の掃除機が吸引力がなくなってしまった)帰宅後家じゅう掃除。ここ半年くらい、掃除機が壊れたおかげでひどく埃っぽい家になってしまっていた。やっと人の住む環境となった。きれいな部屋で娘に読めと勧められた乙一『暗いところで待ち合わせ』なる小説を読む。殺人の濡れ衣を着せられた逃亡者が盲目の女性の家に隠れこむという始まり。1週間音も立てずに同居し、徐々に女性がこれに気付く。しかしそこで女性がこの男を追い出すこともなくお互いの意志がかすかに通じ合う。そして彼女の友人が真犯人であることが判明するというストーリー。気乗りせず読み始めたがなかなか面白かった。評判の才能は十分感じられる。

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