けがその後
8時半から臨時会議。9時から大学院の講義。欠席が多い。どうしたのだろう?昨日の製図も20人くらい欠席だったが。午後4年生の製図のエスキス。少しずつ進んでいる学生もいれば、全く進歩の見られない学生もいる。僕の部屋の学生な前者の方なので安堵する。エスキス終り東京へ。車中稲葉振一郎『『公共性』論』NTT出版2008を読む。『モダンのクールダウン』は読みやすい本だったがこれはちょっと手ごわい。引用されている書物が馴染みの薄いものばかりだからなのだろうが。東京駅へ着き、足は痛いが丸善へ向かう。その途中で大手町の企業に勤める中学の同級生にばったり会う。引きずっている足を見られた。アキレス腱を負傷したらそれなりの医者に見てもらえと警告される。そうかもしれない。丸善では1960年代の東京という写真集を思わず手に取る。ぺらぺらめくり自分の生まれた頃の東京の風景を思い起こす。確かにトロリーバスが走っていた。とは言えこんなに「昔」だったのだろうかと目を疑う。美術、哲学、建築と周り十冊くらい宅配を頼み帰宅。事務所に寄ろうかと思ったが足の調子がよくならないので、電話で話しをして打合せは明日。帰宅後友人でパラリンピックコーチの盲学校の教師に電話。けがの相談をする。ひざ下のけがは内出血が足首にたまりそれを体内に戻さないと痛みは取れないと指摘される。確かにその通り。足首周りが真っ青になったまま青みが取れない。そろそろ暖めて内出血を溶かすように指導される。ここまで来るとしかたない。明日は病院に行くしかない。