スケールの変化
少々重い頭を引きずって午前中k-projectの打合せ。だいたい案は二つに絞られる。正方形か長方形か。長方形案を煮詰める。18メートル×6メートルの長方形の長手を2分割して3.5メートルのところで線を引き3.5×18メートル部分の階高を2.5メートル2.5×18メートル部分の階高を3.2メートルにして細長い空間のスケールの変化をつけようというもの。その中に3つの世帯を入れ込もうとしている。複雑なプログラムの要求をシンプルな図式の中に整合させようというのが今回のテーマだがどこまで上手く行くだろうか?夕刻のアサマで大学へ。車中岩村暢子『普通の家族がいちばん怖い-徹底調査破滅する日本の食卓』新潮社2007を読む。普通の家庭のクリスマスと正月の食卓に何が並んでいるかという素朴な調査だが、結構面白い。お雑煮や御節料理は次世代の食卓からは姿を消すかもしれない。我が家の正月はまだ常識的なようだ。