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ソウルの夜景

ビジネスセンターから事務所にファックス。昨日もらった図面とにらめっこして少し新たな案を作るべく指示を出す。ホテルの外に出てスタバで朝食。そのまま焼け落ちた南大門まで歩く。仮囲いされている。そばには有名な市場がある。外部の市場と建物内のそれといろいろである。ワンフロア40店舗くらい全部似たような洋品店という場所もある。
南大門から地下鉄で10分くらい北に行くと、宋廟という李氏朝鮮時代の王の廟がある。世界遺産である。その隣に同じ李氏朝鮮の3代王の王宮昌慶宮がある。これも世界遺産。どちらもそれなりのものだが、背後にソウルの超高層が屏風のように建ち並んでいる上に、都会喧騒が伝わり、興ざめである。やはり重要建物の背後を守る東京都の景観条例のようなものは必要か?そこから西に10分くらい地下鉄にのると大学町がある。この一年キャンパス計画をしてきたので、キャンパスを見るのは興味深い。名門女子大である梨花女子大、韓国の慶応といわれる延世大、韓国の芸大、弘益大。どれも韓国の起伏のある地形の中に立ち並ぶキャンパスである。サンフランシスコ近郊のバークレーを彷彿とさせる。梨花女子大の学食で昼食。キムチシーフードラーメンは150円と安い。韓国の物価はタクシー、地下鉄などを除けば、殆ど日本と同じだが、学食は安い。夜は都心の丘に立つソウルタワーに上る。ケーブルカーで丘の上まで上りそこから展望台へ。ケーブルカー往復700円。タワー展望台700円である。眺めは改めて町の起伏を感じさせるものである。夜景の美しさが加わりサンフランシスコを髣髴とさせるものである。

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