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公聴会

昨晩は2年生や3年生、普段研究室では会話できない学生たちといろいろ話しができて面白かった。「建築家は思い上がっている」という2年生の指摘はちょっとびっくりした。建築デザインをやろうと夢を膨らませている学生の考えることではない。でも的を射ているし、4年生のゼミにでも来ればそんな話は聞き飽きるほど耳にすることになる。ハイデッガー、多木浩二。今から読んでもいいけれど、2年生にはちょっと早い。もう少し建築家とは何ぞやということを分かってから、さておもむろにその思い上がった建築家像を叩き壊せばよいのではなかろうか?
今日は朝から会議、午後は独論の公聴会。木質バイオマスの研究だが、学会の特別委員会のテーマでもあるので勉強になった。しかし、間伐材の需要も供給も低下する中で再度このニーズを活性化させるにはどうしたらよいのだろうか?一建築家が闇雲に間伐材を使いますと高いお金払って使うことに意味を感じなくなってきた。もっと社会のシステム整備の話のように思えてきた。
終わって雑用、雑用。雑用と言ってはいけないのだろうが、仕事は梅雨空から降り注ぐ雨の如く止まることを知らず、気がつくと溢れている。

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