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ニューヨーク便り

FM放送のどっかの局のサムライUSAとか言う番組で塩谷陽子がニューヨークのアートシーンを語っていた。彼女の話では日本の伝統芸術を含めた様々なアートがNYで加工されて彼の地のアーティストによって演奏されたり、演じられたりするのがとてもクールだとか。それを彼女は料理の比喩で語っていた。「例えば茶碗蒸しがアメリカで美味しいと皆に賞賛されたとする。そこで誰かがその椀に入っていた椎茸の香りが茶碗蒸しのエッセンスだと見抜き、その椎茸を使った新たな料理を生み出す。そしてそこに茶碗蒸しの仄かな香りが漂っていたなら、それは日本の伝統の新たな継承であり展開であり文化のあり方としてとても素敵ではないだろうか?」と言うのである。そして今NYで起こっている日本の香りのするアートシーンはそんなことだと言う。そして彼女は自分がディレクターを勤めるジャパンソサエティでそうしたアーティストのパフオーマンスを企画運営しているそうだ。
なかなか素的な話である。と言うことを彼女にメールしたらものの3分で返事が返ってきた。ニューヨークは深夜かと思っていたら9時だった。明日は日本に来るとのこと。日本にいる間に会えるかな??

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