contemporary theory
今日中に帰ろうと思ったのだが、余りに雑用が多く諦めた。雑用を終えて、一昨日届いたCharles Jencks and Karl Kropf 編 Theories and Manifestoes of Comtemporary Architecture second edition Wiley-Academy 2006 の目次に目を通した。1950年代からの主要な建築理論とマニフェストの要約が並んでいる。この中に日本の建築家が四名入っている。黒川、磯崎、槇、安藤。彼等が国際的なのは、やはり彼等の作り方が国際標準に照準を合わせているからなのであろう。世界を相手に作るのか、日本を相手に作るのか、日本のある場所を相手に作るのか?作り方の照準を定めるのは重要なことである。ところでこの本は第二版であるが一版に加えられた理論の著者はCecil Balmont, Foreign Office Architects, Daniel Libeskind, MVRDV, Lars Spuybroekhttp://nl.wikipedia.org/wiki/Lars_Spuybroek, UN Studio, West8だそうだ。どうもジェンクス色が濃い。複雑系に偏っている。例えばこの中にはミニマル系は全く取り上げられていない。