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10月3日
ゼミに会議で夕刻。後期の始まりで会議が多く今週はずっと長野である。会議後、研究室で『倫理学』を読む。やっとカントに到着。近代倫理学を完成させたと言われるだけのことはある。「およそこの世のなかで、いなあえてこの世とかぎらず、いかなる限定もなしに善といわれ得るものは、ただひとり善き意思のみである」。善きものはいろいろあれども、善きことを行おうとする意思は一つであるというような意味である。善きことが限定されていたそれまでの倫理思想(プラトン、アウグスティヌス、トマスアクィナス、などなど)からは大きな飛躍である。
8時ごろ研究室を出て今年長野にもできたシネコンに行ってみる。1200円のレイトショー。夕食を売店で買いシアターへ。客は10人くらいしかいないので貸切のようで快適である。

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