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calm

昨日松本に行く電車で読もうと朝日と読売の朝刊を買った。選挙結果に座談会が組まれていた。朝日は辻井喬他2名で安部続投を批判。読売は中曽根他2名で安部続投支持の論調だった。さもありなんである。朝日は社会面には鈴木謙介のコラムがあり若者の政治への関心の高さについて語っていた。小泉によって敷かれたグローバリゼーションへの参画路線で今のところ最も損しているという被害者意識が高いのが若者だと言うのが彼の説である。彼の名が記憶に新しいところで積読本の中から彼の『ウェッブ社会の思想』 NHK出版 2007を読み始める。ubiquious copmputing の説明がある。この語は偏在するという意味だが、どこにでもありながら静かに姿カタチを見せずその力を発揮するところから最近ではcalm computingとも呼ばれるそうである。この言い方気に入った。calm architectureなんていう言い方もできそうである。環境に埋め込まれ静かに力を発揮する建築である。

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