« いじられキャラ | メイン | 大森義太郎 »

建築とファッション

今週末は久しぶりに休日。朝食後、ギャラ間に。10時から開くと思ったら11時からだった。隣のサントリー美術館に足を伸ばす。広重の浮世絵に発見をして薩摩切子に感動した。ギャラ間の展覧会はやや小ぶり。シザが「グローバリゼーションは世界を画一化させるのでは?」という質問に、そんなわけはないという答えをしていた。ポルトガルという風土と国民性がこんな答えを可能にするのか?
イデーカフェで昼食をとり青山ブックセンターに立ち寄る。帰宅後早速買ってきた本をめくる。今井和也『カタチの歴史』新曜社2003は今日買ったの本の中ではひときはユニークである。著者は美学を学びレナウンに勤め役員まで勤め退社。その後建築史を独学で学び、ファッションの造形と建築の造形の時代ごとの類似性を検証したのがこの本である。例えば第一章のエジプトは建築もファッションも三角形、ギリシアは矩形、ローマは半円形という具合である。現代の建築とファッションの相似性はよく言われることだが、古代からの形状を跡付けたものはあまり無いようである。しかもファッションの側からかかれたものは少ない。内容の真偽は正直よく分からないがそんな相関関係があっても良さそうには思う。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/3101

コメントを投稿