今日の読書
行きの電車で読もうと思った本があったのだが、さすがに5時起きで電車に乗ると読んでいるそばから寝ている自分がいる。気が付いたら終点である。朝昼と会議があり、5時の電車に飛び乗る。帰りはゆっくり本が読めた、ゲーリーのMITでのステイタセンターの記録である。室内構成をスタディするのにオラウータンの巣作りを参考にしているというのは面白い話だった。どこまで本当かは別としても素人には分かりやすいスタディの見せ方である。それからMITでは先端の科学者たちが建設委員会のメンバーのようであり、こういう人たちには逆にゲーリーの形が理解されやすいのだろうと感じた。大宮あたりでこの本を読み終わりもう一冊鞄に入れておいた池内恵の『書物の運命』を読み始める。小さいときからテレビ無しで書物の山の中で育った人の書物との付き合いの話である。感じることが多々ある作品。この感想はまた明日。