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今日は盛りだくさん

朝9時佐々木龍郎さんと入江君が来所。3月9日に横浜の北仲でやるシンポジウムの打ち合わせ。年度末の忙しさにかまけてまったく準備していないのに加え、シンポジウムのコンセプトがよく理解できていない。そんなわけで事務局の佐々木さんによくご教示いただく。少し理解できたか??さらに10時半一緒にシンポジウムやる小沢剛さんが来る予定だがなぜか来ない。仕方ないので入江君とホームページの打ち合わせ。昼食をとった後小沢さんから電話。六本木のオオタファインアーツに搬入中で来られなかったようである。5時に会うう約束をする。2時にA0のメンバーが来所。1月は僕の都合でキャンセルしたので今月から本格的に翻訳の読み合わせである。サマリーの勉強会ではフォーティー同様面倒くさい本だと思っていたが読み始めると比較的分かりやすい。辺見がバンハムにも一章スコットに割かれているとそのコピーを持ってきてくれた。5時勉強会終了。入れ替わり小沢さん来所。都市と、街と、アーティストと。不在の塩谷の話も交え、こんなこと話したいと伝える。さらに坂牛の小沢解釈をいろいろ述べる。地蔵プロジェクトはきれいなところも汚いところも安全なところも危ないところも平準化する視線がある。とか、なすび画廊は大に対する小の抵抗。だとか。
シンポジウムの方法を小沢さんが提案。皆で持ち寄った絵や字やジョーカーをランダムに映し言いたい人が言いたいことを言う。題して「ルーレットトーク」。なるほど。プレゼン自体がアートしている。面白い。
帰宅後食事して新幹線に飛び乗る。最近よく話題に出る東と北田による『東京から考える』を読む。先ほど会った小沢さんという人はアートを使って都市へのアクセスの仕方を教えてくれる人だと感じていたが、この本もまさにどうやって都市を見たかではなく、どうやって都市を見るかを語る本である。彼らの都市体験談である。やはり10年の都市の差(年の差ではないよ)を感じる。

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