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設計料を考えることが先だろう

午前中事務所に寄り片岡君と昼をとりその足で学会に。建築士法改正に伴う大学教育に関するシンポジウム。東北芸工大に行かれた構造の松本さん。明星大に行かれた加藤さん。京都精華大の鈴木さんなど昔懐かしい人に会う。司会は東工大の安田さん。パネラーには日建の牧村さんもいた。いやはや姉歯二世を絶滅させるために、建築士の資格制度を厳しくするとの法律が国会を通ったのだが僕には半分お門違いのような気もする。姉歯二世をなくすためにはまず設計料を欧米なみにアップさせることを国家制度として整えることではなかろうか?設計者の生活が人間並みになるようにならない限り、仕事とるために違法行為を行う人間が出るのは必至だと思うのは僕だけだろうか??
学会から日建にいく。山梨やら亀井さんやら昔懐かしい面々に会う。フロアーにわさわさ人がいるので気がつかなかったが、ときすでに11時近い。こういう生活しないと設計者は生きていけないのだから日本はやはりおかしい。

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