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ゼミ憂鬱の季節到来

今年もやってきたゼミ佳境の季節。憂鬱といったら学生に悪いが、沢山書いた論文を梗概にできないでいる。要約することは適当に論文の要点を抜書きすることではない。短い字数に直すのだから書き換えなければいけない。冗長な表現は避けたうえで更に切り詰めなければならない。それがだれもできない。制作と並行に行うのだから大変なのはわかるけれど、書いた文章を読み返してみろよと言いたくなる。まあ友人の新聞記者が部下の原稿を真っ赤にすると言っていた。プロでさえそうなら、アマチュアなら仕方ないとも感ずるのだが、そもそもレベルが違う。
夕刻日建から電話、金箱事務所からファックス、事務所からメール、大量の即応事項が押し寄せ、研究室の忘年会には出席できなくなってしまった。申し訳ない。せいぜい皆今日の先生の罵声を酒で洗い流し、明日から気を入れなおし頑張って欲しい。このまま行くと来年の研究室はとても学生が収容できなくなってしまう。

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