座礁
11月16日
夕刻クライアントが3名来所。見積がやや高いために工事を見合わせることになりそうである。長い建築経験においてもこういうことは初めてなので僕自身どう対応していいものやら。しかし建築をつくることに切迫した理由がないクライアントなので仕方ないかもしれない。少し残念だがこれも建築である。模型をある時期きっちり作り直してプロジェクトとして保存しておこう。
設計者にとって竣工建物の引渡し時は娘を嫁にやるときの気持ちであると言われる(まだ嫁にやったことがないので分からないが)。となると設計の途中で座礁したプロジェクトは家出か流産か?これも経験したことがないので分からないが。