キャンパス巡り
秋雨降りしきる中、信州大学の教育学部と附属小学校、中学校、養護学校のキャンパス調査を行う。信州大学は蛸足キャンパスで県内にキャンパスが四散している。来年末までにまとめるキャンパスマスタープラン作りに建築学科が噛むことになったのは今年から。これも法人化に伴う影響の一つである。工学部と教育と附属は長野市内なのでバンに乗って移動。地方大学特有の傾向と思うがキャンパス近辺に居住する学生が多いため自転車が多い。そして講義棟の近傍まで乗り込んでくるため駐輪場などだれも使わない。まあこれは施設計画の問題というよりは、モラルの問題でもあるが。夜工学部に戻り、山形ゼミ。さあ残り2週間である。
『ポストムラカミの日本文学』に登場していた保坂和志のデビュー作『プレーンソング』を読む。アマゾンの古本で35円で買った。なるほど確かに90年代初頭の気分である。しかしこの保坂という人ムラカミハルキにちょっと似ている。
そう言えば自分のことなのに忘れていた。JIA(日本建築家協会)で週代わりの展覧会が開催されている。4人ずつ10週くらいやるらしいが、今週は僕や安田幸一さんが展示している。このあたりを通りかかったら覗いてみてください。