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団塊の世代

小阪修平の『思想としての全共闘世代』を読んだ。面白い本だった。60年代というのは僕等にとっては知っているようで知らないもの。でも現代の思想の原点のように僕等の世代は感じている。だから背伸びしてその時代を垣間見たい気になる。アートだって、建築だって、どうもこのあたりに原点があるように僕等は思っている。でも本当のことは分からない。そういう時代なのである。その時代を大学で過ごした人たち、つまり団塊の世代の言葉を本当は聞いてみたい。でも聞くと急に偉そうに構える屈折、転向全共闘世代をうざったく思っている僕等の世代の人間は山のようにいる。
この本は真摯にその時代を生きた小阪の自己の内面がさらりと書かれている。もちろん実感したり共感できたりはできないのだが歴史の1ページとして素直に読める本だった。

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