胃が痛い
昔こういうことがあった。まだ建築を始めて5年くらいの時だったと思う。10人くらいのクライアントを連れてその当時共同設計をしていたアメリカの設計事務所に行ったときである。我々の作った基本骨格をキャッチボールでアメリカに投げ彼等がそれをデヴェロップしてその結果をプレゼンするというミーティングであった。彼等のプレゼンテーションルームで1時間近く行われたミーティングの後クライアントは不満の顔を示した。不満が怒りに変わった。プレゼンが気に入らなかったようである。アメリカの事務所の失態は我々の責任というのがクライアントの言い分である。それは当たり前かもしれない。私は事務所の代表として上に誰も居ない出張で東京に電話をしたところ「全部丸く納めて帰って来い」と言われアメリカの事務所に残り図面を描き戻ってきた記憶がある。とてもつらいことだった。自分のプレゼンに文句を言われたならいざ知らず、、、、
この数日あの悪夢が再来してストレスフルである。建築家の宿命ではあるものの、、、