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東工大の講評会

久しぶりに訪れた東工大。安田さんの耐震改修でファサードがルーバー状になっていたのは驚いた。玄関キャノピーが厚さ30ミリくらいの薄い板で鉄板かと思ったらコンクリートだったのにはまた驚いた。(さすが安田という感じ)。もっと驚いたのは、校舎内のトイレが全教員で一つづつ改修されているのだ、塚本トイレ、坂本トイレ、安田トイレ、奥山トイレ、八木トイレ、その上坂本休憩室と奥山休憩室もある。予算があるなあと驚いた。さて肝心の3年の課題。表参道と青山通りの交差点に建つ美術館という課題であった。まあ正直言ってかなりのレベルである。模型がでかい。作りこみも凄い。200分の1と50分の1と両方作っている学生もいる。その上中の家具も全部作っている。その上cad初めてという学生ばかりにしては凄い量の図面書いている。a15~6枚くらい。うーん。しかしデザインは割りと今風を貼り付けたような物結構ある。馬力がある割には凡庸でもある。まあ都会の学校によくあるパターンかもしれない。
さて再来週はこちらの講評会で安田氏に来てもらう。恥ずかしくない作品を作って欲しい物である。

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